緊急避妊

・目的
 いわゆる「オギノ式」では、生理開始日から数えて7日までと、予定生理日の7日前から生理開始日までは妊娠しづらく、それ以外の日は妊娠する可能性があると言われています。その「妊娠可能日」の性交渉の時に、避妊をしなかったり、避妊に失敗する(例えばコンドームが破れたり、精液の付いた手でコンドームの表面を触ったり・・・)と、妊娠の可能性が出てきます。また、出血を「生理」と診断するのは難しく、「予定生理日」も正確に予想することもなかなか難しく、「オギノ式」での避妊は最も失敗率の多い方法です。
 この時に、「ピル」を使用して、希望しない妊娠を極力避ける方法があります。これが「緊急避妊法」です。

・方法
  性交渉があった時から72時間以内に治療を開始します。それ以降では効果が出にくいです。ピルを使用します。12錠を12時間おきに2回服用する方法と、11錠を12時間おきに4回服用する方法があります。

・効果
  95%以上避妊に成功します。ただし、100%成功するわけではないことをご理解下さい。

・副作用
  ピルの使用量は通常の2倍ですので、嘔気、嘔吐をする可能性があります。
 また薬の一般的な副作用である「じん麻疹、肝機能障害」などが発生する可能性があります。

最後に
  この方法は通常の「ピル」の使用方法とは異なります。施行する必要がなければしないほうが 良いです。しかし、「望まない妊娠」をして妊娠中絶するよりは、身体的・精神的にはまだ良 いと思います。普段から何らかの避妊法を実践して下さい。